地理
アメリカ大陸の西部、シエラネバダ山脈の西側の太平洋に面した地域である。環太平洋造山帯に含まれ度々マグニチュード8クラスの地震を経験している。
州は南北に長い形状で、最南端の都市サンディエゴにはメキシコとの国境があり、不法移民の入国も絶えない。北部はオレゴン州に、東側はネバダ州・アリゾナ州に隣接している。
州の中央にはカリフォルニアセントラルヴァレーがあり、西の海岸山脈と東のシエラネバダ山脈に、北はカスケード山脈、南はテハチャピ山地に囲まれている。セントラルヴァレーはカリフォルニアの農業中心であり、国内食糧生産高の約3分の1を生産している。セントラルヴァレーはサクラメント=サンホアキン・デルタによって2つに分かれており、北側のサクラメント・バレーにはサクラメント川が流れ、南側のサンホアキン・バレーにはサンホアキン川が流れている。どちらのバレーもそこを横切る川の名前が採られている。サクラメント川とサンホアキン川を浚渫することで両川は十分な深さが保たれ、内陸の都市幾つかでも海港になっている。そのデルタは州内の重要な水の供給源にもなっている。水はデルタ地域から汲み上げられ、セントラルバレー・プロジェクトや州水道プロジェクトなどを含み、州の長さに相当するような広範な運河網を使って運ばれる。デルタ地帯からの水は州人口の3分の2にあたる2,300万人近い住人の飲料水になり、サンホアキン・バレーの西では農業用水になっている。南部海岸にはチャンネル諸島が浮かんでいる。
シエラネバダ山脈(スペイン語で雪の山脈)にはアメリカ合衆国本土では最高峰であるホイットニー山(標高14,505フィート、4,421 m)がある。この山脈には、氷河が削ったことで有名なヨセミテ・バレーや、地球上最大の生物セコイアの木で覆われたセコイア国立公園、貯水量で州内最大の淡水湖タホ湖がある。
シエラネバダ山脈の東には渡り鳥の生息地オーエンズヴァレーとモノ湖がある。州西部には水面積で州内最大のクリア湖がある。タホ湖の方が大きいがカリフォルニア州とネバダ州の州境で分けられている。シエラネバダ山脈は冬季に北極並みの気温まで下がり、アメリカ合衆国では一番南にあるパリセイド氷河なろ、多くの小さな氷河も残っている。
州内陸地表面積の約45%は森林で覆われており、アラスカ州を除けばアメリカ合衆国の州で最も森林の多い州である。松類の多様さは他の州に無いものである。カリフォルニアホワイト山地の樹木の多くは世界最古のものである。ブリストルコーン松の場合は樹齢4,700年のものがある。
南部には大きな内陸塩湖であるサルトンシーがある。中南部の砂漠はモハーヴェ砂漠と呼ばれている。その北東にデスバレーがあり、北アメリカでは最も低く、最も暑い地点、バッドウォーター・ベースンを含んでいる。デスバレーの最低地点からホイットニー山の最高地点までの距離は200マイル (320 km) に満たない。南東部の大半は乾燥して暑い砂漠であり、夏季には極端に高い温度を記録することが多い。
カリフォルニア州海岸に沿って、大ロサンジェルス、サンフランシスコ・ベイエリア、サンディエゴなど幾つかの大都市圏が並んでいる。
カリフォルニア州は環太平洋火山帯の一部であり、津波、洪水、旱魃、サンタアナ風(偏西風)、山火事、地すべりおよび幾つかの火山活動など自然災害が多い。南部から西部にかけてのサンアンドレアス断層など幾つかの断層のために比較的震源が浅い地震(直下型地震)が多い。
ヨセミテ国立公園、デスヴァレー国立公園など特徴のある著名な国立公園が随所にあり、年中多くの人々を楽しませている。
州土は日本全土より約46000km²(北海道の約半分程度)ほど大きい。